Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

珈琲と煙草の香り

彼の希望でお昼は行きつけのお蕎麦屋さんへ。

だんだんと外で並ぶのが辛い時期になってきました。

陽射しってほんと体力を奪うよね…

 

そのあと、煙草を吸いながらコーヒーを飲みたい!と彼が言うので

前々から気になっていたお店へ。

 

女性のマスターがいるこじんまりとしたお店なんだけど

種類が豊富でしかも手ごろな価格でびっくり。

町の小さな喫茶店として愛されているようで、

のんびりとした雰囲気が良かったです。

 

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お店オリジナルのコーヒーシェイクなるものをいただきました。

甘めのホイップと、苦味強めのコーヒーが相性良くて美味しい。

コーヒーは酸味よりも苦味が強い方が好き。

 

昨日芽吹いたばかりの菜園ですが、

まさかの今日、もうばっちり双葉が出そろってました。
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早くない???

昨日まだ顔だしたばっかりだったじゃん???

 


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大葉もちいこい双葉がいっぱい。

 

この成長スピードだと、あっという間にぎゅうぎゅうになっちゃうので

心が痛いですが頑張って間引きました。

でもこの調子でまだまだ発芽しそうだなー。

都度間引いて、ちゃんと成長見守っていこう。

 

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晩ご飯の後、

彼が転寝をしている隙に、

妊娠検査薬を試した。

 

前もこんな風に祈っていたっけな。

 

長い長い1分間が過ぎて、結果は陰性だった。

 

いつもと違うような感覚があったから

今回こそは、って思ったのにな。

うまく行かないな。

まだ、偽陰性の可能性だってあるけれど

期待するには、心もとない。

 

お風呂の中で、彼と話した。

これからのこと。

 

子どもを望むのか、

不妊治療を必要だと思うか、

検査を受けてみないか、

自分の中での子どもを産むことへの恐怖、

幼い頃から感じていた母になれないという思い込みのこと、

婦人科系の疾患を抱えていること、

私自身は、養子縁組をすることも考えていたこと。

本当は話すつもりのなかったことまで口を突いて出た。

 

彼はちゃんと聞いて、話をしてくれた。

いつも、こういう話題をすると

当事者になってくれなかった彼が

ようやく向き合って、同じ立ち位置に来てくれた気がした。

自分たちのリミットも、言葉にすると怖かった。

 

綯い交ぜになった感情が涙になってぽたぽたと落ちたけれど

まだ泣くには早いな。

 

きっとこのお腹には、赤ちゃんはいなくて

辛くて悲しくて、やりきれない思いも

きっとすると思うけれど、

彼がいて、一緒にいて幸せだって笑ってくれるなら

本当に充分だからね。

 

=遊兎=