Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

忘れたことなんて1度もないよ

体調はまだ低空飛行。

とりあえず熱は下がった。

頭痛だけなんとかなればいいのに。

明日は仕事にいかねば。

やらなきゃいけないことはたくさんある。

 

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晩ごはん。

彼が一緒に買い物に行ってくれた。

湯豆腐。

豆もやしのナムル。

レタスと卵の中華炒め。

山芋のお澄まし。

 

梅雨みたいな天気で湿度が辛い。

 

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チェシャからまた気まぐれの連絡が来て

少し話をした。

他愛ない話だ、いつもどおり。

少し口が滑ったかな、風邪薬のせいでふわふわしてたから。

 

1日早いお誕生日おめでとうを伝えた。

覚えてたんだね、と言われたけれど

何も返さなかった。

 

忘れたことなんてないよ、今まで1度も。

言おうと思えば言えたけど

心の中に留めることにした。

言ったところで何になるんだろう、

最近過去のブログを読み返していたからかな。

 

君が失踪したときのあの恐怖を

まだ鮮明に思い出せてしまう。

 

何も感じないのならいいのにね。

ただ思い出したから、おめでとうと言うだけの関係に。

そうなりたくないと本当は望んでいるけれど

それも口には出さない。

 

出したところで誰も救われない。

あなたも、きみも、私も。

 

初めてきみに会ってから、

もう10年以上が経つなんてね。

あの頃を知っている人なんて、

きっと私くらいだと自惚れたい。

 

明日はお誕生日おめでとう、チェシャ。

当日に祝わないのは、せめてもの抵抗。

 

 

=遊兎=