Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

平成の終わり。



30の年月を越えて、
平和の象徴のような
穏やかな年号が終わりを迎えますね。

私は平成の時代しか知らないけれど
毎日のように報道される情報や
流れてくるSNSの言葉に
どれだけ幸せな日々だったのかを
知らされます。


次の時代も
穏やかで美しい日々になりますように。

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7年越しの初対面、
ブログ仲間で文通相手、SNSの繋がりと
ネット上では長い付き合いなのに
なかなか会う機会が作れずにいて
やっと会うことができました。


年齢も近く、考え方が似ていたり、
置かれる立場が似ていたりと
なんとなく、シンパシーを感じていたけれど
実際に会ってみて、
不思議な気持ちになった。

昔から知っている友人のようで
初めて会った人のようで
自分のような、
全く別の人のような感覚。

いろんな話をした。
気さくに話してくれて、
緊張していたのが嘘のようにほどけていた。

ポンコツな私にも怒らずにいてくれるし、
好きなものを熱く語ってくれたりと
凄く楽しかった。

本人にも伝えたけれど
武士のような潔さのある人だなと思った。

似ていると感じる部分は多くあったけれど
そこが一番の違いなのかもしれない。

私はいつも他人全てを諦めていて
猫のように哀しみと寄り添って終わりを待っているけれど
彼女はきっと、
いつかの終わりのために、
脇差を傍らに置いているような人だと思った。

その潔さが綺麗だとも思ったし
そんなに高潔に生きなくてもいいのにとも思った。

お互いに生き苦しさを感じながら
それでも生きているんだなと改めて思った。



雨も穏やかで人も少なく
GWにしては過ごしやすかったと思う。

なにかできた訳ではないけれど
共に時間を過ごして、
やっとお互いに存在を目にして、
不思議な関係がリアルになった瞬間でした。


会いに来てくれてありがとう。
次はもっと、たくさん
話ができたらと思う。

好きなものをいっぱい知りたいし、
いろんなものを教えてあげたいなと思う。

これからも友人として
互いの生き方を尊重したい。

そんな日でした。

=遊兎=