Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

私がいないとダメなんですよ

久々に出社です。
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弱々しい顔してる。苦笑

なのに、無理やり口角をあげて

なんだか自分に嘘を吐いてるみたいね。

 

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出社したら、上司がいて

ちょっと話をしようか、と言ってくれた。

 

別室に移動して、最近のことを話した。

上司の状況についても、詳しく知れたし

私のここ最近抱えていた痛みも話せた。

社長に言われたことで、どこか決壊を起こして

自分の将来を考えた時に

もうここにいるのは相応しくないのではないかということも。

上司は私の言われたことを知らなくて、

でもその話をしたときに、同じように苦しくて悲しい想いを共感してくれて

そんなことがあったんだね、知らなくてごめんねって受け止めてくれた。

 

同じように、社長の言葉で傷ついた人だから

分かってくれるとは思っていたけれど、

その言葉は本当に有り難いというか

私の7年間は無駄なんかじゃなかったって

本当にいてくれたからずっと助かってたんだよって言われて

少し傷が癒えたような気がした。

 

上司が退職をするとき、

一番困るのは遊兎さんが傍にいなくなることだよ、って

だから、これからも同じようにとはいかなくても一緒に仕事したいよって言われて

冗談交じりに、

きっとあなたは私がいないとダメなんですよって

連れてってくださいよって言ったら

そうだねえ、ほんとその通りなんだよねえって言ってくれた。

 

正社員で雇えないこと、

固定給にできないことを負い目に感じていたらしく

それくらいなら今の会社にいたまま

上司の仕事をフリーで手伝った方がいいんじゃないかって思ってくれてたらしいけど

 

私自身、固定給を求めていないこと、

金額以上に自分のやりたい仕事をしたいこと、

そのために自由でいたいことを告げたら

凄く安心して、じゃあ仕事たくさん振らせてねって言ってもらえた。

 

この先、安定なんてないかもしれないけれど

私は私らしく生きていきたいから

どこかに落ち着くんじゃなく

もっと自由に、枠に因われず生きていこうと思う。

 

そのためにこの7年間はあったのかもしれないな。

東京に来てからずっとお世話になってたから

離れることは想像できなかったけれど

きっともうすぐその日が来ると思った。

 

少しずつ少しずつ、自分へと軸を戻していこう。

できることは手伝うし、きっと困ったときには手を貸すんだろうけれど

100%の信頼はもうできないと思うから、

私が苦しくない環境を整えていこうと思う。


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頑張ったから、ひとりごはんのタコパスタ。

 

社長と話したときよりはとても落ち着いている。

やっぱり将来は不安だし、怖いけれど

彼が大丈夫だよって言ってくれたから

きっと私は歩いていける。

 

=遊兎=