Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

出来ることと出来ないことの落差

お仕事でした、
今日も暑かった。

体調が優れない。
暑さのせいか、他に理由があるのか。

酷くなる頭痛と、
立ちくらみ、目眩、動悸。
外ではなるべく、迷惑をかけないよう
押し殺して
帰宅した途端、動けなくなる。

今日も材料はあったのに
晩ごはんの支度ができなくて
彼が帰宅してからしばらくして
やっと簡単な料理を作れた。
自分の分はインスタントで済ませても構わないけれど
彼には美味しいものを、栄養のあるものを
ちゃんと食べさせてあげたい。



今日、職場で頼まれごとをしたんだけれど
苦手なお使い系で困り顔をしてしまった。

社内でももう、私が食事や外出が苦手だということはばれていて
人混みだと冷静さを欠くこともなんとなく知られていて。
それでもデスク業務で必要なことが稀に出てくる。
お使い系はおろおろしながらこなしてはいるけれど
心労が酷くて、毎回体調を崩すレベル。

今回も不安を感じて
それを察して取締役が笑ってくれた。

遊兎さんは、
なんでこんなこと出来ちゃうの?ってことがたくさんあるのに
逆になんでそれは出来ないんだ?ってものもあるよねって。

生きるのに向いてなくて、と笑って話したら
確かにそうかも、って。

そう笑ってくれるのは助かる。
自分でも本気でそう思っているし。

私は誰かの助けを受けなければ
簡単に野垂れるほど弱い。

それでも生き延びさせてくれる人がいるし
私も誰かを助けている。


脆弱で歪な歯車だとしても
それを嫌がることなく
面白がってくれる人たちがいる。
手をとってくれる人たちがいる。

信頼してくれる人たちがいる。


あまり友人が多い方ではないけれど
絶対的な信頼をもらえるのは嬉しい。
それはきっと傍にいてくれる彼のお陰だと思う。

=遊兎=