Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

迎え火に燻ぶられる

昨夜は、義父と三男親子と

私と彼で、お盆の迎え火をした。

 

福井にはない文化だから、不思議だった。

前に帰省したときはもう、迎え火を終えていたからか

目にするのは初めてだった。

福井で迎え火をしないのは、宗教の違いらしい。

地域が違うといろんなことを知る。

 

三男夫婦からお土産に

どじょうすくい饅頭を貰った。
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包装紙に手拭いが印刷されていて可愛い。

味は普通のお饅頭なんだけど、

面白いものをと買ってきてくれるのが嬉しい。

 

三男嫁ちゃんは、いつも会うと

仕事のことや洋服のこととか、いろいろ褒めてくれる。

初めは仲良くなろうとしてくれているのかなと思っていたけれど

最近は尊敬してくれているんだろうなと感じる。

彼女にとってバリバリ仕事をしていることに憧れているんだと思うけれど

からしたら、若くして2人の子を育てる母である彼女の方が凄いと思う。

自分に子供ができないから余計に。

でも、それを上手に口にすることはできないから

いつもニコニコと笑ってお礼を言うだけになる。


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三男家族も、お嫁さんのご実家に帰るために

朝早く出たので、

あっという間に静かな時間になった。

私たちも夕方には出るつもりだったから

のんびりとご両親と話しながら時間を過ごした。

写真は、お義母さんが出してくれた美味しいパン。笑

 

彼とお義父さんが用事で出かけた時に

祖母の話もやっとできた。

多分、近日中に亡くなるだろうと告げた。

言葉にすると重いなと思った。

 

しばらくして、彼が戻ってきたので

荷物をまとめて自宅へと帰ってきた。

 

どちらの実家にも長居はしなかったはずなんだけど

とても長い間自宅を離れていたような気がする。

自宅に戻るとほっとした。

実家も義実家も、もう慣れたと思っていたけれど

やっぱり自分の家の方が落ち着くんだなと思う。

 

早めにお風呂に入って、のんびりと過ごしている。

後の残りのお盆休みはどうしようか。

幸い台風が逸れたので、天気はなんとかなるようだ。

 

休みたい気持ちもあるけれど、

家にじっとしている気にもなれない。

いっそどこかに行った方が気が紛れるかもしれない。

 

今日は眠れるといい。

ゆっくり何も考えずに、眠ってしまいたい。

 

=遊兎=