Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

またねと何度も声をかけて

あっという間に帰る日になってしまった。

可愛い可愛い妹。

写真が嫌いでなかなか撮らせてくれなかったけれど

最後にとってもキュートな横顔を見せてくれた。
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ふわふわでもこもこで、

お日様みたいな匂いがして

おててはポップコーンみたいな香ばしい匂いがする。

走るとお耳がぱたぱた羽ばたいてるみたいで

鼻先はチョコレート色の

可愛い可愛い妹君。

 

長生きしてね、ずっと元気でいてね。

またすぐに会いに来るからね。

 

何度も何度もハグをして別れた。

離れた瞬間に恋しい。

 

******

このまま、彼の実家へと向かうので

いつもより早い電車に乗ることにした。

少し早い昼ご飯を食べて、

駅まで送ってもらった。

姉は昼だけ一緒に食べて、そのまま自宅へと戻った。

最後まで私たちの近くには座らなかったし

姉から話しかけてくることはなかった。

 

両親は相変わらずで、

見送る時だけ少し寂しそうだった。

 

特急と新幹線、在来線を乗り継いで

彼の実家に着いたら、

弟さんたち家族がいて、顔を合わせることができた。

次男家族は、風邪をひいているらしく

私たちが来るのを待って、顔だけ見せて帰宅した。

あまり話せなかったから、次はお互い元気に会えると良いな。

 

三男家族は、2か月前に生まれたばかりの男の子を連れていて

抱っこさせてもらったり、

長女の遊び相手を任せてくれたりした。

子供たちがいると本当に賑やかだなと思う。

 

ご両親も元気そうだった。

うちの両親とは違うタイプのマイペースだけれど

それはそれで、刺激があっていつも楽しい。

 

移動が長かったから私たちも疲れているし

今日は眠れるだろうか。

 

家に帰るまでは元気でいたいなと思う。

 

=遊兎=