あっという間に帰る日になってしまった。
可愛い可愛い妹。
写真が嫌いでなかなか撮らせてくれなかったけれど
最後にとってもキュートな横顔を見せてくれた。
ふわふわでもこもこで、
お日様みたいな匂いがして
おててはポップコーンみたいな香ばしい匂いがする。
走るとお耳がぱたぱた羽ばたいてるみたいで
鼻先はチョコレート色の
可愛い可愛い妹君。
長生きしてね、ずっと元気でいてね。
またすぐに会いに来るからね。
何度も何度もハグをして別れた。
離れた瞬間に恋しい。
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このまま、彼の実家へと向かうので
いつもより早い電車に乗ることにした。
少し早い昼ご飯を食べて、
駅まで送ってもらった。
姉は昼だけ一緒に食べて、そのまま自宅へと戻った。
最後まで私たちの近くには座らなかったし
姉から話しかけてくることはなかった。
両親は相変わらずで、
見送る時だけ少し寂しそうだった。
特急と新幹線、在来線を乗り継いで
彼の実家に着いたら、
弟さんたち家族がいて、顔を合わせることができた。
次男家族は、風邪をひいているらしく
私たちが来るのを待って、顔だけ見せて帰宅した。
あまり話せなかったから、次はお互い元気に会えると良いな。
三男家族は、2か月前に生まれたばかりの男の子を連れていて
抱っこさせてもらったり、
長女の遊び相手を任せてくれたりした。
子供たちがいると本当に賑やかだなと思う。
ご両親も元気そうだった。
うちの両親とは違うタイプのマイペースだけれど
それはそれで、刺激があっていつも楽しい。
移動が長かったから私たちも疲れているし
今日は眠れるだろうか。
家に帰るまでは元気でいたいなと思う。
=遊兎=