好き好んで病院に行く人は稀だろうけれど
病院と言う場所がとてつもなく
苦手な場所なのも少し珍しいらしい。
今回は特に不調だから受診した訳でなく
挙式の都合上
どうしても行かねばならない病院だった。
それでも、やっぱり気は重くて
帰ってきて臥せってしまうくらいに辛かった。
妙に馴れ馴れしい診察と
触れられたくないナイーブな領域を踏み荒らされるような感覚で
薄く張り付けた笑顔は
ぼろぼろ崩れるようだった。
診察前の時間に読んでいた本が
医療関係の本だった。
あの異質な空間で読む本じゃなかったな。
でも、本自体はとても良かった。
また前のようにレビューできればと思う。
式の準備も少し進展。
でもまだ大きなものが残ってるから
頑張らないといけないな。
=遊兎=