Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

痛みと共存していた

無事に退院しました。

入院中、食事は摂れなかったけど
たんまりと点滴を打たれ
一人で帰ってこれたので良かったです。
ご心配をおかけしました。

*****

実は夜間救急で運ばれたとき
触診で様子がおかしく、
めちゃめちゃ嘔吐してるにも関わらず
レントゲンとCTを撮られた。

意識が朦朧としてたから
あまり分かっていなかったんだけど
下腹部に腫瘍があると。

今回の入院には関係なかったんだけど
総合病院だったこともあり
退院前に診察を受けてきました。

結果としては、
近々手術になる、ということ。

腫瘍自体はたぶん、良性だとは思われるもので
ただ、このまま放っておくことはできない。
小さくなることはなく
摘出しなかった場合、捻転を起こせば激痛の末
結局手術になる。
捻転を起こさずにいったとしても、悪性になる可能性もある、とのこと。


痛みは確かにあったんだ。
でも、それを訴えてもお医者さんに相手にされなかった。
最後の検診は3年前で、そのときには見つからなかった。
ここ数年で肥大して、たぶんこれからも大きくなる。


婦人科系の病気の場合
気になるのは妊娠や出産のことで
突然のことすぎてパニックになりながらも
その点は確認してきた。

今の状態なら摘出しても大丈夫、とのこと。
むしろ、摘出せずに妊娠した場合
出産直前に捻転を起こすと厄介だから
早めに摘出した方がいい、とまで言われた。


ついでにがん検診もした。
結果は7月頭に分かるらしい。

そのときにたぶん、手術のことを話すことになる。

入院のこと、
手術費のこと、
これからのこと、
いろんなこと頭を巡って少し動転した。

母には電話で話をした。
遺伝のこともあるから、
母はいつも気にしていた。

手術の話をして、いつもよりかは落ち着いて聞いてくれていた。

彼には直接顔を見て話したかったから、
まだ伝えていない。
心配そうな顔をきっとするだろう。

結婚して、
心配ばかりかけてしまって
本当に申し訳ない。


腫瘍がある位置がはっきり分かってから、
痛みの場所がそこに重なってることにも気づいた。
目で見れば分かるかもしれない。
少し張っている気がする。

やたらと痛いのは
知ってしまったからなのかな。

取り除けば痛みもなくなるんだろうか。
傷が残るのは少し嫌だな。

=遊兎=