Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

救われない想いを



久々に
こんなにも苦しい日が来るとは。

どこかへ逃げるか
いっそ自分で絶ってしまいたいと思う。

そしたら、
楽になるから。


東京に来てからも、
たまにだけど
持ち合わせの薬を多めに飲んだりはしていた。

罪悪感でぐちゃぐちゃになりそうになりながら
乖離したり、
腕を切るよりかはマシだと思ったから。

そういうことをすれば、
彼がどう思うのか
周りからどう思われるのかは
よく分かっているし

昔のようにはなってはいけないと思うから
自制はしているつもりだった。
実際ばれてないと思う、
誰にも、気付かれていないだろう。


辛いことがあったような気もする。
逃げたくなって
逃げられなくて
いつもより多く薬を飲んだ。

今は薬が効き始めて
だんだん、思考力が落ちてきている。

身体中の痛みが分からなくなって
すぐに何も考えなくて良くなる。


後のことは考えないでおこう。
どうせ、後の自分が片付けてくれる。


久しぶりに
鏡の奥にいるわたしの声を聞いた。
幼い頃からずっと
私を見ていたわたしの声。

いっそ、もう
何もできないほどに
壊れてしまえば良いのにな。

他人のために笑って手を尽くして
見返りもないのに


いきているかちはあるのかな。

たとえいなくなったとしても、
きっとまた
だれかが都合よくそこに座ってくれるでしょう?


=遊兎=