Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

目の前で弾けとぶ

家の隣の建物が

取り壊しとなって、工事をしているんだけど

工事現場からねじ切られたナットが飛んできて

うちの窓が割れました。

 

リビングで二人過ごしているときに

その窓が割れて、凄く怖かった。

習慣でレースカーテンを閉めていたから

破片は散らばらずに済んだけど

私はパニックになって泣いて

彼は現場の方に話をつけに行って。

 

そこから、彼は仕事に行かなきゃいけなくて

一人で対応することになってまた泣いて。

 

彼が電話対応を引き受けてくれたから

なんとかなったし

その対応のおかげで、怯えた業者さんたちが

急いで窓を用意して差し替えてくれたから

夜には元通りになった。

 

家具の裏に落ちてしまった硝子片は

私たちで掃除することになったけど

とりあえず、窓の穴が塞がっただけで少し安心できた。

 

家は安全、と思うことで

やっと心が落ち着いてきたこの頃だったから

窓が割れて、それすら崩れてしまって

拠り所がなくなって哀しかった。

 

知らない人たちが家に出入りして

この時期なのに、と思いながら

床や触れたところを消毒して回った。

 

メンタル的にしんどかった。

工事現場からもう何も飛んで来ないように、

ちゃんと対応してくれるらしい。

不安は完全に消えた訳じゃないけど

とりあえず、私たち二人ともが怪我しなくて良かった。

 

災難でした。

=遊兎=