朝早く起きて、とある場所へ。
写真を見た時はあんまりピンと来なかったけれど
実際見たら、ここだと思った。
ぱっとひらけた視界に飛び込んできた光、
私も彼も、あっという間に好きになった。
話も早々に、写真を撮りまくり
すぐに手続きの話を進めたいと伝えた。
またアップダウンの日々が始まるのかと思うと
少し怖かったけれど
前はなかったアドバンテージを手にしていると思うと
強気に出られる自分たちがいた。
今度こそ、と思う。
前回以上に、自分たちの希望を叶えている場所だった。
わくわくとどきどきでどうにかなりそうだけれど
お互いのキラキラと笑う姿が映っていて
きっとふたりとも同じことを考えていたんだなと思う。
生きる場所を探すのは、本当に大変で
ずっとくらくらしてしまうけれど
あなたとなら歩いて行けると思うんだよ。
哀しくていつも泣いていた私が
こんな風に笑うのかといつもびっくりする。
魔法みたいな毎日だ。
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不穏な連絡が来て、とても心配している。
焦るけれど、落ち着いて話を聞こう。
何事もないといい。
=遊兎=