Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

震える銀の匙

新年明けました。

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

体調不良もなんとか、コントロールできる範囲まで来たので

1日遅れで義実家へと来ました。

甥っ子姪っ子たちは、元気に走り回り

大人たちはそれに翻弄されながら楽しそうに過ごしていて

私も、家事を手伝いながら

いつもの年始行事を楽しんでいました。

 

テレビからの警報音に驚き、

地元である北陸への大地震を知ってから

動悸が止まらず、

家族からの連絡を祈るように待ちました。

震える手で、言葉をなぞり

無事を知って、それでも心が乱されるようでした。

 

何度も来る地震津波の警報に

どうか、何事もなく済んでほしいと願うことしかできない。

 

日本海側にいる知人もいる、

親戚や友人たちも多く生活をしている。

きっと新年を温かく迎えたばかりだったろうに

ニュースに映し出される恐ろしい状況に

狼狽するしかできなくて。

 

今夜は眠れるだろうか、

両親や姉が無事だと連絡は来たけれど

今夜また地震があったらと思うと震えてしまう。

どうか無事で。

 

こんな新年になるとは思っていなかった。

 

=遊兎=