昨晩は、久しぶりにスマホを握って眠りについた。
うとうととしながら、耳鳴りのように離れない警告音と
嫌な想像に心を傷つけられながら
やっと少し眠った。
子供たちの賑やかな声で目を覚まし、
大きな地震はなく、夜が明けたことを知ってほっとした。
それでも続く余震に、きっと現地では怖い思いをしているだろうと
心を痛めている。
冬の北陸は、避難所で過ごすには厳しい寒さだ。
被害が大きくありませんように。
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いろいろと荷物が届くこともあり
お昼を食べたところで、義実家を後にした。
いつもは、みんなを見送ってから
私たち夫婦が帰路につくんだけど
今回は私たちが一番始めに帰ることになり
総出でお見送りをしてくれた。
次はまた、夏だろうか。
みんな元気でいてほしい。
家に帰ってきたら、たった1日だけど誰もいなかったことで
キンキンに冷えていた。
まだ、新居に慣れないな。
広すぎる空間にふたり、身を寄せ合っている。
地震での恐怖がまだぬぐえない。
家族も親戚も無事だったと連絡が来て
友人たちとも連絡を取り合っている。
それでも、どこかずっと不安だ。
=遊兎=