Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

しんと冷える空間に

昨晩は、久しぶりにスマホを握って眠りについた。

うとうととしながら、耳鳴りのように離れない警告音と

嫌な想像に心を傷つけられながら

やっと少し眠った。

 

子供たちの賑やかな声で目を覚まし、

大きな地震はなく、夜が明けたことを知ってほっとした。

 

それでも続く余震に、きっと現地では怖い思いをしているだろうと

心を痛めている。

冬の北陸は、避難所で過ごすには厳しい寒さだ。

被害が大きくありませんように。

 

*****

いろいろと荷物が届くこともあり

お昼を食べたところで、義実家を後にした。

いつもは、みんなを見送ってから

私たち夫婦が帰路につくんだけど

今回は私たちが一番始めに帰ることになり

総出でお見送りをしてくれた。

 

次はまた、夏だろうか。

みんな元気でいてほしい。
f:id:youxxxme:20240118160025j:image

家に帰ってきたら、たった1日だけど誰もいなかったことで

キンキンに冷えていた。

 

まだ、新居に慣れないな。

広すぎる空間にふたり、身を寄せ合っている。

 

地震での恐怖がまだぬぐえない。

家族も親戚も無事だったと連絡が来て

友人たちとも連絡を取り合っている。

それでも、どこかずっと不安だ。

 

=遊兎=