Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

雑音と暴言の中。

聴覚過敏のせいで
人よりも雑音が酷かったり
大きな音が何倍も大きく聞こえる。

雑音の中、知らない人の声に混じって
聞き覚えのある声で罵られたりする。
それは誰の声でもなくて、
私の幻聴なんだけれど
いつも気付くまでに時間がかかる。

気づいた途端に、
電車が通りすぎた時みたいに
ぶわっと大きくなって消える。

何度も何度も起きるのに
一向に慣れない。

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喉の痛みと高熱で、
今日はお休みをもらった。

連絡した途端に、月のものも来て
全くと言っていいほど動けなくなった。

でも、引っ越しに被らなくなったし
週末には楽になってるだろうから
ある意味良いときに来てくれたのかも。

鎮痛剤のせいか、
また何度も戻しそうになって
涙流しながら耐えていた。
また胃腸炎になりかけたのか
薬の副作用なのか。

彼と話して、身体に合う薬を処方してもらえないか
今度聞いてみようということになった。

薬を変えて効かなかったらと思うと
凄く怖いけれど
このままでいるのも辛い。


手術しても、本当に痛みも辛さも変わらなかった。
期待してた訳じゃないけど
少し哀しかったんだ。


=遊兎=