Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

好き嫌いを塗り分けてく

新しいネイル。
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hinceのオーロラに、

THE POLISHのグリーンを使った細フレンチ。

薬指には、ブルーの大理石シールを貼ってシルバーで囲んだ。

シンプルなデザイン。

 

今日は出社日。

連休明けだったので、ぼーっとしつつも

大量の請求書と、領収書を捌きながら

今度来る新人アルバイトの子に何が必要か

考えを巡らせていた。

その子は、4月から入社が決まっているので

早めに現場に出て、4月からしっかり働けるように

体験入社な感じのアルバイトなんだけど

とても真面目そうな子で、ある意味心配している。

 

映像業界は、臨機応変に動かなければいけないことばかりで

時にはルールを無視したり、誰も思いつかないような方法で

切り抜けなければいけないこともたくさんある。

真面目だときっと疲れるし、

良心がぐらついたり、きっと無理をしてしまう。

 

私はフリーランスとして携わってる分

距離を置けているけれど、

きっと正社員では勤めることはできないなといつも思う。

自分に似た子や、過去の自分と重なる子が来ると

どうしても気になってしまう。

 

同期がいれば、少しは支えになるだろうから

あと1人、新卒を迎えることになるみたい。

その子ももうすぐ面接がある。

お付き合いのある先生からのご紹介で、

良い子だと聞いているし

上司も話した感じ、仕事はできそうだと言っていたから

入社には問題ないと思うんだけど。

 

新人2人も受け入れられるのか、

ちゃんと育てられるのか、

根付いてくれるのか、

いろんな不安が押し寄せてくる。

 

リクルートとして、お手伝いしているけれど

入社以降のケアはなかなか入れない。

職種も違うし、そもそも社員じゃないし。

そういう立場の違いは大きくて、

何もできずに見守るしかできないのは歯がゆい。

 

自分が新人だったころ、がむしゃらに仕事して

評価してもらえない悲しさを知っているから

孤独に感じたり、苦しくても誰にも言えないような

そんな状況になってほしくない。

 

今は、会社を辞めてもペナルティは少ないし

別にいろんな働き方があるから

生きていくことはできるけれど

わざわざ辛い思いをさせる必要もないし、

一緒に働くことを選んでくれた子たちに

少しでもいい環境で働いてもらえたら、と思うのは

過保護なのかなあ。

 

難しいね、

実際私は後輩と接するのが上手じゃないし

誰かと一緒に仕事をするのが苦手で

スタンドプレーになりがちなのにね。

 

でも、うまく付き合っていきたいと思っている。

そう思うこと自体は悪いことじゃないはず。

 

=遊兎=