Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

静かに本を閉じるとき

彼からの依頼で、手伝った案件の展示が始まって

担当さんから招待されたので、二人で行ってきました。

 

私は、展示じゃなくて

展示を知らせる屋外広告を2つ担当した。

シンプルが好きなアーティストだから

あまり手の込んだことはできなかったけれど

それでも最善を尽くしたと思う。

 

渋谷の大きなビジョンに、自分の広告が出るのかと思うと

なんだか不思議な気持ちだった。

(実際はまだビジョン広告は打たれていなかったようで見れなかったけれど。)

 

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ここ数日は体調がすぐれず、

正直、今日の外出は怖かった。

彼が一緒ではあったけれど、

ずっと具合の心配をしていた。

 

途中で気分が悪くなって辛かったけれど

なんとか持ち直すことができた。

 

自分が作った広告も、1つは見ることができた。

その前で写真も撮った。

案件バレするから、載せられないけれど

Twitterにはファンがたくさん写真をのせていて

なんだか誇らしかった。

 

展示は小さいブースではあったけれど

とても綺麗にまとめられていた。

アーティストらしい表現がいっぱいあって

とてもいい空間だった。

 

ファンも民度が高いので、

展示内もとても静かで落ち着いていた。

良い展示だった。

 

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そこから、少し休憩した後

応援している若手作家さんが合作で参加された展示へ行ってきた。

 

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Mika Pikazoさんの個展「REVENGE POP」

 

SNSでたまに見かけることはあったけれど

ちゃんと絵を見たのはこれが初めての作家さん。


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カラフルで、力強い絵を描く人だなと思った。

 

色彩がとても強い。

三原色をメインに使っているからだと

後に読んだインタビュー記事で理解した。

 

可愛いし、とても好みの顔だったし

それ以上に、自分の引き出しにはないこの強い色合いが

とても良いインプットになった。

 

色を使う時に、怖がることはないんだろうか。

いつもデザインをするときに、強い色を使うのを躊躇ってしまうから

こんな風に自由な色遣いができるようになったら

きっともっと幅が広がるんだろうと思った。

 

好きな作家さんの合作作品もとても良かった。

可愛くて、少し寂しくて、愛しい作品だった。

 

画集もお迎えできて良かった。

 

 

今日は良い刺激をたくさんもらった。

体調がずっと怖かったけれど

なんとか過ごしきれて良かった。

 

欝々とした日々に、極彩色が染みるようだ。

はやく元気になりたい。

 

=遊兎=