昨夜、どうしても
話さなくちゃと思って
彼に今の思うことを話した。
堰を切ったように涙が溢れて
言うつもりのなかった起死念慮まで
口にだしてしまった。
毎日、しにたかった。
ここ1ヶ月はずっと憂鬱をかかえて
消えることばかり考えている。
そんなの伝えたところで
きっと何も変わらない。
辛いと話したことを咎めはしなかったけれど
私は心を開けなかった。
次、口を開いたら、きっと私を責める言葉が出てくるから
自分が悪い、私がしんだらいいと
繰り返し呟いた。
本音だ。
もうがんばれない。
もう終わりにしたい。
毎日そう思う。
そう思っている私を許してほしい。
でも許されない。
私はまともでいなければ価値がない。
しにたいと泣くのは馬鹿なこと。
難しく考えなくていい、そう言われたけれど
きっとその場しのぎの慰めだと思う。
考えているんじゃない、
そう思うしかないのに。
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平気な振りをして、
ふたりとも普通の生活に戻った。
少しだけ腫れ物に触るように接してくれる。
脱け殻みたいだ、
泣いている私はどこかに捨てた。
=遊兎=