Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

あの日の夕御飯の匂い。

今日は出勤してお仕事。

缶詰状態から解放されたばかりで、

久しぶりの出社でした。

書類仕事をこなしていたんだけど

美術デザインをさせてもらった案件の制作さんがいて

いろいろ大変な状況を聞かせてもらいました。

お手伝いしてくれる人がいるようで、手分けできている分

なんとか形にはなりそうだけど

結構ドタバタしているみたい。

 

私にできることはもうないので、

ただ見守ることしかできないけれど

うまくいくことを祈るしかない。

 

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唐突に、イカを捌きたくなって(?)

スーパーで1杯買ってきました。
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\本日の主役/

 

子どものころ、母の手伝いで

よく見ていたんだけど、

そういえば、1人で捌くのは初めてだったかもしれない…笑

でも、記憶は凄いもので

母の手つきを覚えていて、あっさり捌けました。

おめめを抜き取るのだけは、ちょっとぞわぞわするけど

それ以外に関しては全く問題なし。

イカは大丈夫だけど、たぶんタコは無理だな…笑

 


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ちょっと居酒屋風のご飯になりました。

イカと大根の煮物。

とんぺい焼き。

鶏ももと新玉ねぎのスープ。

サラダ。

 

イカの煮物が、最高に美味しい出来で

食べるたびに二人で「うま!」「うま!!」って言ってました。笑

いや、煮物ばっかり上手になるなあ?!笑

 

スープはコンソメ風味にしたんだけど

今日の献立は、味の方向が全然違っていて飽きが来なくて良かった。

新玉は甘いし、鶏ももはじっくり煮込んだので

めちゃめちゃ柔らかいし、最高でした。

 

とんぺい焼きもボリューミーに仕上がったので

彼もお腹いっぱい大満足だったようです。

 

煮物を作りながら、

ふと香ってくる匂いが

古い実家の台所でよく嗅いだ匂いだと気づいた。

うちの煮物は大根じゃなくて、

イカとじゃがいもだったなあ。

 

醤油とお酒とお砂糖を少し入れただけの

シンプルな煮物なのに

フラッシュバックのように、母の味を思い出す。

懐かしくて、ぎゅっと心が掴まれたみたいだった。

 

これは二人の味だね、って

彼が言ってくれた。

そう、私は母から味を受け継いで

少しずつまた変化させながら

私たち二人の味を作っていく。

 

これからももっと、美味しいものを作るからね。

たくさん食べてね。

 

=遊兎=