Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

きみが居ないということ

退会の文字に、心臓がぎゅっとなった。

最悪のシナリオばかりが浮かんで

振り払うことができない。

 

なぜ、どうして、今?

 

彼と食事に出かけているときに、

連絡が来て、気が付いた。

いろいろ試して、ブロックされていることもわかって

ぐるぐると思考が回る。

 

嫌な想像を振り払うことができなくて

息が詰まる。

 

昨日まであんなに楽しくしていたのに。

なぜ、なぜ、なぜって

聞きたいことばかりだ。

 

こんな風に心を砕かれるなんて

感情が追い付いてくれない。

 

リアルタイムに私の様子を見ていた彼ですら

こんなことはあってはいけないことだって

そう言っていたけれど

 

なぜ?どうして?

 

何かの間違いだよってひょっこり戻ってきて、

それか泣きながら逃げ出していてくれ。

 

杞憂で終わってほしい、

何もかも悪い夢で終わってほしい。

 

=遊兎=