Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

Have a wonderful time!

結婚式の振り返り、会食前篇。
ちなみに、過去記事は
 「ブライズルーム篇」と「チャペル篇」があります。


チャペルから、私たちは一旦
ブライズルームに戻り、
お化粧などを直して
ゲストが受付を終えるのを待ちました。

挙式の緊張から、のどがカラカラになってて
たくさんお水を飲んだのを覚えてる。

挙式以降の会食は、
親族やゲストにとって、
そして私たち二人にとっても
サプライズ的な要素をたくさん取り入れた食事会にしていました。


会場においてもらった装花は、種類などにはあえて拘らず
「白を基調として、アクセントとしてブルーとピンク系のシャーベットカラーを用いてください」という
リクエストで作ってもらいました。
だから、私も彼も当日までどんなお花か知らず、
私に至っては、会食会場に入るまで知りませんでした。

テーブルライナーは薄いブルー。
装花の間は、造花の花びらでつないでもらいました。
挙式のキーアイテムとしてふんだんに用いた
ネイビーのリボンも装花に取り入れてもらい
とっても理想的な仕上がりでした。


会食のあいさつは、彼のウエルカムスピーチから。
形式ばったことは話したくないから、と
アドリブで挑む彼。
案の定、ゆるっとした簡単なスピーチになったのだけれど
おかげで、気を張らない穏やかな会食になったと思います。

彼のあいさつの後、
私の父が乾杯のあいさつ。

本来はここで、うちの父を紹介するのですが
カンペや打ち合わせなどは一切ない式だったので
紹介などなく、マイクを手渡す彼。
うちの父はとても真面目なので
暗記していた原稿の通り「紹介に預かりました〜」とスピーチのスタート。
まあ、ゲストも私も(紹介されてないぞ…!?)と思わず吹き出し
笑顔の乾杯となりました。

彼はやらかしてしまったと、後悔してたけど
私としては、彼の緩いところと
父の真面目で少し天然なところが際立った
和やかなシーンだと思っているので
あれで良かったと思っています。

うちの家族も楽しそうだったしね。


乾杯の後は、自由に歓談と食事へ。
挨拶が終わり、安心したのか
いつもはあまり話さない父が
たくさん話しかけてくれました。
母は、私の顔を見ては微笑みながら少し泣いていて
姉はそんな母の横で楽しそうにしていました。

私の希望で、親族も友人も私たちさえも
分け隔てなく同じテーブルで食事をとりたいということで
8メートル×2メートルの大テーブルに
みんなが顔を合わせて食事をしました。

私の前には、青に座ってもらいました。
一番、見せたかったから。
一番、話したかったから。
相方だから。

会食中も、青は目を合わせるたびに泣いていて
でも、嬉しそうだった。
体調によっては来れないかもしれないと
不安に思うときもあったから、
ただ、その席にいてくれるだけで
私は嬉しかった。

にいにいや旦那氏、
るうにゃんやみさたん、
少し遠かったけれど、同じテーブルだったから、
目を合わせて、話すこともできる距離で
微笑みあったりして。
みんなの視線があったかくて優しかった。


会食中の、一つ目のイベントは
王道のケーキカット。



入籍はずいぶん前だし、
その前から一緒に住んでいるから
夫婦になってからの初の共同作業、なんてものではなかったけれど
形式ばらない会食スタイルにしたからこそ、
何かしらセレモニーがないといけないなと思い
みんなで食べられるケーキカットをすることにしました。

ケーキには、手作りのピックをさしてもらい
可愛らしいデコレーションにしてもらいました。

彼はゴールデンレトリバーみたいで
私は猫みたいだから、と
書き下ろしたウエディングイラストも
あちこちに散りばめられました。

ケーキには、私の好きなイチゴを使ってもらいました。
シンプルなスクエアケーキで
高さは出さず、可能な限りシンプルにお願いしていました。

ケーキを着るためのナイフには
本来お花をあしらうんだけれど、
雰囲気を揃えるために、
ここにもネイビーのリボンをつけてもらいました。


ケーキカットの後は、ファーストバイト
こちらも意味的には、少し違和感があるんだけれど
写真映えのシーンもないとね、ということで
組み込んだプログラム。

まずは彼から私に。
小さなスプーンなのに、彼がたっぷりのケーキと
まさかのイチゴを掬い取ったので
口に入りきらず、もごもごしました。笑
でも、すごく美味しかった。

それから、私から彼にビッグスプーンでバイト。
さっきのお返しだーってみんなに煽られたりしながら
食べやすそうな個所を掬い、彼のもとへ。
スプーンの半分ほどしか載っていなかったから
周りからは意外と控えめ…?って声もあったけれど
彼はお口が小さいので、ぜんっぜん入らないのを知っていたから
ぎりぎり入る量にした私が偉いと思う。笑
彼もお口いっぱいにケーキを頬張り、
ケーキバイトは終了。


その後はまた、歓談へと戻ります。

食事がおいしかったから、その式場に決めたくらい
お料理に定評のある場所だったのだけれど
私はドレスで締め上げているので、ほとんど食べられず
いつもよりお喋りな父に相槌を打ち、
ゲストと話し、彼と笑いあったりして過ごしました。


さて、後半はさらにサプライズが続きます。
それはまた今度。


=遊兎=