昨日、今日でもりもりと編集をこなして
10人分の紹介動画を作り切った。
1分とはいえ、CGもいっぱいのっているし
そもそも、音に合わせて格好良く
カメラワークを新たに付けたり、展開させたりと
ディレクションの部分が大きかった。
始めは、区別のつかなかったダンスだったけれど
だんだんとその人の特徴や、スキルのランクが見えてくる。
魅力的に見せるにはどうしたらいいのか。
他人だと思っていた被写体が、少しずつ身内のように感じてくる。
誰よりもこの人たちの映像を見たのは、編集した私だ。
本人よりも、クライアントよりも、お客さんよりも
ずっとずっとずーっと、私は何百何千回と再生し、
微調し、切り抜いては、良いものへと仕上げていく。
音を消しても、ずっと耳から離れないくらいにBGMを聞いて
次のダンスを瞼の裏で再生できるくらいに覚えている。
頭を使わなくたって編集はできるけれど、
構成はできない。
私が編集するからには、良いものにしたい。
手元を離れた時に、私が携われてよかったって思えるように
最善を尽くしてあげたい。
納期まで時間はそれほどない。
寄り道せずに、最短ルートで駆けていこう。
=遊兎=