Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

掠れ声と花火の約束

ほんとに、このツヤチーク好き。
f:id:youxxxme:20220725181258j:image

年々、ツヤのあるメイクに嵌まっていく。

昔はマットなのが好きだったのにな。

年齢のせいかしら。

パウダーもツヤの出るものを探していて

新しいのを買うか迷っている。

今のを使いはじめてから結構経つから変えるのも躊躇う。

肌に合うものを探すのはいつだって大変。

 

*******

今日は在宅できたから、

久々に青と通話をした。

少し話すつもりだったのに、

結局2時間ほど、話していた。

 

躊躇いがちに話し始めた声は

いつの間にか「いつも通り」になっていた。

いつ話してもこの感覚になるのが

私の中での親友の定義だと思っている。

まあ、青は親友というよりも相方なんだけれど。

 

人は段々と、望まれた言葉を口にするようになる。

好かれたかったり、長いものに巻かれたり

良かれと思ったり、ただ流れに身を任せたり。

 

それは優しい嘘だったり、

儚い口約束だったり、朧気な夢だったりするけれど

きっとどれも根本は優しさや気遣いだったりするんだろう。

 

私のはきっとそのどちらでもない。

私は優しい人間じゃない。

 

だからせめて、願いを叶えなければなと思う。

希望を現実に変えていかないと、

私はただの冷たい嘘つきになってしまうから。

 

優しくなればいいのにね、

そんなことを思いながら

私もきみも不器用に生きているんだろう。

 

きっとこれからも。

 

 

=遊兎=