Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

夢見がちな私はいつまでも虚ろだ


シャボン玉の中、
幻想的な光を見てた。

きらきらと瞬く
夢みたいな時間だった。

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今日はお休み。

ふたりで分担して家事をして
昼ごはんを食べてから
まちをぶらぶらして
夕ごはんには久しぶりにお寿司を食べて
雑貨屋を巡ってから帰ってきた。

映画を見ながら
代わりばんこにオイルマッサージをして
たっぷりとお風呂に入った。


創作の話をした。
やりたいこと、
やらなきゃいけないこと、
現実のこと、非現実のこと、
未来のこと。


いっぱい。

彼は全部聞いて、
全面的に肯定してくれた。

遊兎がしたいことをしようって。

いろんな弊害がある。
生活もある。
制限時間も。

どこかで引っ掛かっている
もやもやを
吐き出せるだけ吐き出した気分だ。


私は、結局
しにたいのだ。

それができないから
創作の中で自分をころしては
額縁に収めて、棺に見立てて
見送るんだ。

どんな形でも良いから
私は私を終わらせないと
内側から溢れて
それこそ、溺れてしまう気がして。


それが今はできてない。
だから苦しい。

その思いを吐露した。

上手く伝えられなくて
たくさん時間がかかった。


私のしにたいという願望を
彼は聞いたのに
創作のことを納得した。

不思議な気持ちだった。


創作を続けて良いのだと思うとほっとした。

明日は写真を撮りにいく。
ただのスナップになるかもしれないけれど

また前のように
写真を撮ることを恐れなくなればいい。


=遊兎=