Cry for the Moon

哀しがりの黒猫のひとりごと。

何を求めて放浪するの

メンタルがどんどん落ちている。

仕事のせいかしら、なかなかしんどい。

 

二人とも食欲がわかないし、

お料理を作る元気がなくなってしまったので

近くのお店を探してふらふら。

 

以前1度だけテイクアウトのお弁当を頼んだことのあるお店が

営業していたので、試しに行ってみました。

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お造りがおすすめされていたので注文。

まあ、私は食べれないんだけど。笑

でもすごく美味しかったらしいです。

座敷もある風情漂うお店で、お酒に合うシンプルな和食も多くて

ついつい日本酒をいただいてしまいました。

 

花笑みという大分のお酒。

これがまためちゃめちゃ美味しかった…!

 

個人的に「花笑み」という言葉には思い入れがあって

私が結婚式を挙げるときに、招待状の書き出しに選んだ言葉。

あまり使われない時候の挨拶なんだけど

ちょうどその年、地元は大雪で大きな被害が出た年で

招待状を出したときも、まだまだ復興していなかった。

雪融けも終わらない頃に、

関東の季節に合わせて

桜が満開とか、陽ざしが眩しいと書くには少し違和感があって

それでも、春を待つ気持ちを伝えられる言葉を探して

見つけたのが、「花笑み」だった。

プランナーさんには、少しカジュアルすぎるんじゃないかと言われたけど

どうしてもこれがいいと伝えて作った招待状。

伝わる人には伝わっていて、私らしい文章だねって言ってもらえたのを

今でも覚えている。

 

そんな「花笑み」という言葉に、勝手にシンパシーを覚えながら

美味しいご飯とお酒を楽しみました。

また行きたいな、ゆっくり過ごせるいいお店だった。

 

=遊兎=